人工知能拾遺

・2016/8/8
人工知能に小説を書かせ、応募して一次予選通過を勝ち取った名大の先生にお会いする機会があったので、おめでとうと申し上げた上で「法律は別として、人工知能著作権を与えられるようになることをお望みですか」とお尋ねしましたら「僕がほしいです」と率直なお答えでした。実際、今の著作権では、うまく商業的成功、つまり金銭的報酬が、苦労を担った人にまで分配できていないという感触は多くの著作者がかかえていることだとおもいます。
シンゴジラ製作委員会方式を終わらせるのか、というタイトルのブログをみかけました(本文はネタバレを受けたくないため未読です)。アニメなどでは製作委員会としてチームで「もの」に命を吹き込むことを従来からしているわけです。人工知能もそのようになる気がしています。